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肺炎

肺炎は、ウィルスや細菌などに感染することで肺が炎症を起こし、一般的には激しい咳と高熱が続きます。咳込むことで胸の痛みや息苦しさがあり、重症化すると呼吸困難に陥り、死に至る可能性のある病気です。特に高齢者の場合は、体の免疫力が低下しているので肺炎になりやすく、また肺炎にかかっても熱が出ないことがあるので見過ごしてしまう危険性もありますので注意が必要です。

 

肺炎の原因

肺炎は、風邪をこじらせたり、インフルエンザ、RSウィルス、肺炎球菌などの細菌やマイコプラズマなどの微生物に感染して、抵抗力や免疫力が低下している時に発症することの多い病気です。肺炎の原因となる代表的なウィルスや細菌には、次のようなものがあります

 

ウィルス性肺炎

インフルエンザ、RSウィルス、麻疹ウィルス、水痘ウィルスなど

 

細菌性肺炎

肺炎球菌(23種類)、インフルエンザ菌(Hib)黄色ブドウ球菌など

 

微生物による肺炎

マイコプラズマ、クラミジア

 

肺炎の原因となるウィルスや細菌の中には、ワクチンで感染を予防することができるものもあります。特に、乳幼児や高齢者の方は、ウィルスが鼻や口から気道に入り込んだ後に、気管支を通過して、肺に侵入してくるのを防ぐ防衛機能が弱く、肺炎を起こしやすいので、ワクチンを接種しておくことをお勧めします。また、喘息などの慢性的な呼吸器疾患をお持ちの方も重症化しやすいので、ワクチンの接種と早めの治療が必要です。

 

  • 肺炎球菌ワクチン
  • インフルエンザ菌(Hib)ワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • 麻疹ワクチン
  • 水痘ワクチン

RSウィルスのように有効なワクチンが存在しない場合は、感染を防ぐ手立てがなく、また感染者の4割近くが肺炎になっています。重症化しないためには、早期発見と早期治療が有効です。

 

肺炎の診断と治療

肺炎かどうかの確定診断は、肺のレントゲン写真をとればすぐにわかります。肺炎になっている部位は、レントゲンに白いモヤのような影が映ります。また、血液検査で白血球が増えていないかどうかを調べます(白血球が増えていると炎症を起こしているということです。)

 

乳幼児や高齢者の場合は、病状が急変することがありますので、早期に入院して点滴治療します。また、咳込んで薬を吐いてしまったり、十分な水分が摂れずに脱水症状を起こしている場合も入院が必要です。

 

細菌性や微生物による肺炎の場合は、原因菌に効く抗生物質を投与します。例えば、マイコプラズマ肺炎の場合は、血液検査で確定診断を付けて、マイコプラズマに有効な抗生物質を1カ月程度服用することになります。

 

インフルエンザやRSウィルスなど、ウィルス性の肺炎の場合は、抗生物質が効かないので、咳や発熱、痰などの症状を抑える薬を使いながら十分な水分と栄養を取って回復を促します。

 

いつもの風邪に比べて、咳がしつこく出る、夜になると熱が上がる、全身がだるい、息苦しいなど、おかしいなと思ったら早めにクリニックを受診しましょう。

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