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認知症

最近、物忘れがひどい・・・。人の名前をすぐに忘れてしまう。何の用事で立ったのか忘れてしまうことが多い・・・買い忘れて、何度もスーパーに行ったりする・・・など、もしかして認知症かしら?と心配になることはありませんか?

 

物忘れと認知症は明確に異なるものです。物忘れは老化現象の一環として脳の細胞が減少し、記憶力が悪くなったり、過去の経験を部分的に忘れてしまうものであるのに対し、認知症は疾患があって脳が萎縮しい、体験したこと自体を忘れてしまいます。ですので、上記のような忘れっぽさの程度なら問題ありません。例えば、夕食に何を食べたのか思い出せない、のは物忘れがひどくなっているだけですが、夕食を食べたことを覚えていない、のは認知症の可能性があります。認知症になると、正常な判断ができなくなり、多くの場合、生活に支障をきたします。

 

75歳以上の高齢になるとその発症率は高まり、日本には現在200万人以上の認知症高齢者がいると言われています。発症すると治すのが難しく、ご家族の負担も高まります。

 

認知症の種類

認知症の原因はさまざまですが、大きく分けて「脳血管障害」と、「アルツハイマー病」が原因となります。認知症の患者さんに必ず出る症状は、直前の出来事を忘れる記憶障害、日時や場所の感覚がなくなる見当識障害、判断力の低下などです。その他に、妄想や幻覚、怒りや攻撃的な行動、抑うつ、徘徊などの症状が出ることもあります。

 

脳血管性認知症

脳梗塞や脳溢血、くも膜下出血などの脳血管障害を原因とする認知症です。初めて脳血管障害を起こした人が、認知症を発症するケースは少ないので、できるだけ脳血管障害を繰り返さないことです。高血圧、高脂血症、糖尿病などの持病がある方は、生活習慣を改めて、これらを治療することが、認知症を未然に防ぐことにつながります。

 

アルツハイマー型認知症

認知症患者の中で一番多いのがアルツハイマー型認知症です。アルツハイマー病は脳の神経細胞が徐々に死滅して脳機能が低下していく病気であり、原因はまだ明らかになっていません。薬物療法としてアリセプトという薬の投与を行うことにより、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせることができます。

 

認知症の予防とケア

認知症は発症したら元通りに回復することが難しいので、発症しないように予防すること、そして早期発見が重要です。
運動不足、肥満、過度の飲酒、喫煙、塩分の取りすぎなどは脳血管障害を起こす要因になりますので、日頃から意識して適度な運動とバランスの取れた食生活を心掛けましょう。

 

アルツハイマー型認知症は原因が特定できない為、確実な予防策はありませんが、魚・野菜・果物を普段から良く食べる人はアルツハイマー型認知症の発症率が低いと言われていますし、週1回以上赤ワインを飲む人や週3回以上運動する人も発症率が半分以下になると言われています。いずれにしても毎日の生活習慣が認知症の発症に大きく影響していると考えていいでしょう。

 

もし「認知症かもしれない」と思い当たるふしがあるなら、できるだけ早くクリニックにご相談下さい。早期に発見できれば、症状の進行を遅らせることができます。また、その間にご家族も認知症に関する理解を深めることが大事です。回りの方が適切な対応をすることによって、本人の症状が改善させる効果は高いのです。詳しくはクリニックにご相談下さい。

 

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