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心筋梗塞と狭心症

心筋梗塞と狭心症は、虚血性疾患と呼ばれ、日本人に多いと言われる3大死因のひとつです。

心臓の表面には、冠動脈と呼ばれる太い動脈が流れています。冠動脈は、心臓が全身に血液を送り出すために必要な酸素と栄養を供給する大切な血管です。

しかし、高カロリー食や運動不足による肥満、喫煙、飲酒などの生活習慣が原因で、血管の壁にコレステロールがたまると、大切な血管が徐々に狭くなり、血液が十分に流れなくなります。そうなると、心臓が危険信号を発し、胸が締め付けられるような痛みを感じ始めます。このように、血管が狭くなっている状態を狭心症と呼びます。狭心症の段階では、胸の痛みも数十分程度しか続かないので、「何だか最近、時々胸が苦しくなるわ・・」と思いながらも、そのまま放置してしまう人も多いのです。

やがて、症状が進行すると、血管に血の固まり(血栓)が出来ることで、血管が完全にふさがってしまいます。これが心筋梗塞です。冠動脈の閉塞によって、血液が循環しなくなった部分の心筋は壊死してしまい、胸の痛みは数時間以上続きます。心筋梗塞で壊死した部分の心筋は、二度と回復しません。閉塞の範囲によって最悪の場合は、心不全や重症の不整脈、心破裂を起こして死に至ります。

 

主な症状

狭心症の場合は、胸を締め付けられるような痛みが数十分間続いて、そのあとは消えてなくなります。心筋梗塞の場合は、こうした痛みが数時間続き、冷や汗をかいたり、呼吸困難に陥ったりします。中には、糖尿病による神経麻痺で痛みを感じない場合もあります。

 

心筋梗塞の原因

高脂血しょう、高血圧、糖尿病にかかっている人は、心筋梗塞に発展する可能性が高いので要注意です。また、喫煙や飲酒もリスク要因のひとつです。これらのリスク要因が重なれば、心筋梗塞になる可能性は相乗的に高くなります。
また、精神的なストレス、睡眠不足、過度の疲労によっても、精神が高ぶって血圧が高くなり、血栓を起こしやすくなります。

 

これらのリスク要因となる病気にならないように、生活習慣で気をつけること、改善方法などについて、詳しくは当ホームページの関連トピックをご覧下さい。

 

 

主な治療方法

狭心症の場合は、程度に応じて薬物療法を行います。血管拡張薬を使って、狭くなった血管を広げたりて血液の流れを良くします。また、血圧を下げる薬を使って、心臓に負担がかからないようにします。
血管の狭窄が進んでいる場合は、外科手術によって人工的に冠動脈を広げたり、バイパス手術で別の血管(胃や腕、太ももから取った血管)をつなげて、狭窄している血管の代わりに、新しい血流の道を作ります。

 

突然倒れたら?

万が一、心筋梗塞で倒れたら、すぐに救急車を呼び、救急車の到着を待っている間に、心肺蘇生を行うことが重要です。気道を確保して、心臓マッサージを行ってください。心臓が停止してから、1分以内に蘇生できれば、95%以上の確率で助かりますが、5分以上経過していまうと、助かる可能性が低くなります。

 

心肺蘇生法について、詳しくは、総務相消防庁のホームページ

http://www.fdma.go.jp/html/life/index.html を参考にして下さい。

 

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