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マイコプラズマ肺炎

皆さんは、マイコプラズマ肺炎という病気を聞いたことがありますか?マイコプラズマとは、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)と呼ばれる細菌とウィルスの中間に位置する微生物のことで、これが気道に入ると、肺炎を起こす原因となります。マイコプラズマ肺炎は、初期症状が風邪と似ているため、レントゲンと血液検査を行わない限り、確定診断が難しい上に、マイコプラズマに効果がない抗生剤を長期服用し続けても一向に回復せず、かえって重症化することがありますので、以下の症状が見られ、マイコプラズマ肺炎が疑われたら、早めに検査されることをお勧めします。特に、今年はマイコプラズマ肺炎が10年振りに大流行していますので、ご注意下さい。

 

主な症状

  • 咳がしつこく長く続く
  • 夜や明け方になると、喘息のような発作的な激しい咳をすることがある
  • 38度~39度前後の高熱が出る(昼間は熱が下がることも多いです)
  • 3~4日たっても熱が下がらず、夜になると38度前後の高熱を繰り返す

その他、場合によっては嘔吐や下痢、中耳炎や鼓膜炎を併発することもあります。

 

主な感染経路

咳や痰による飛沫感染で、潜伏期間は2~3週間です。一度かかっても免疫ができにくく、一生のうちに何度も感染する可能性があります。

合併症

胸膜炎、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することもあります。

主な治療方法

マイコプラズマ肺炎は、聴診や経過の観察だけでは判断が付きにくく、レントゲンで肺に特別な影があり、血液検査で抗体値が上昇していれば、マイコプラズマ肺炎と確定されます。重症化する前に早期に診断できれば、外来でも治療が可能です。治療には、痰切れを良くしたり、気道を広げて呼吸を楽にする薬と合わせて、クラリスロマイシンなどのマクロライド系、またはミノマイシンなどのテトラサイクリン系、あるいはニューキノロン系の抗生物質を使います。咳や熱などの症状が回復しても、マイコプラズマが完治するまでは、しっかりと処方された抗生物質を飲みきるようにしましょう。

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